霜月 (家元コラム)

10月初めに声帯を痛めてから、早や1ヶ月半を過ぎようとしているにも関わらず、未だ悪声(元々 美声ではありませんが‥)に悩まされ、皆さまにはご心配をおかけし申し訳なく感じています。

そんな中、この秋もお陰をもちまして門下と共に素敵な体験をさせていただきました。

今秋は、新しい催しが2件!

まずは、京都府庁旧本館での 初ライトアップ。                               想像以上の美しさでした‥  以前より旧本館利活用ネットワーク会議のメンバーに選んでいただき、その会議で  ぜひライトアップを! そして春乃流さんに! と、声をかけていただき実現しました。            やわらかな灯りに照らされた門下の表情と舞姿が印象的で、約10年前 初めて八坂さんでの奉納をさせていただいた日に受けた印象と重なり感慨深い催しとなりました。 大勢の方に観ていただけたようすにほっこり。     秋の大切な1ページです。

そして、恒例 観芸祭。                                          自画自賛ではありますが、うん! 今年はさらに充実の舞台に!                        お知り合いの方々にも、斬新な舞台だった とか、こんなカタチでの日本舞踊 初めて観た とか、 日本舞踊にイメージが良くなり楽しめた とか‥ 嬉しい言葉の数々をいただきました。                   何より可笑しかったのは、「お家元、お声を痛めるだけの甲斐がありましたねぇ~ 余程、厳しく稽古つけられましたか‥」と言われたこと。 いや、この声はもっと前からなんですよー そんな怒鳴って稽古してへんし。

そして、そして こちらも初。 ものづくりフェア。                              歴史あるイベント、すごい人手に圧倒でした。 門下もステージでのぼせ気分の様子。              関係者の方々やお客さまに、日本舞踊の楽しさが伝わったようで、嬉しいひととき そして懐かしい面々にも再会の日となり、私自身 キモノでなくプライベートなら、いろんな体験受けたかもー と思いながら会場を後にしました。

11月しめくくりは、こちらも3年目、府プロジェクト。                           中学での総合学習の授業。 日本舞踊体験。 今年の学年はさらにスムーズ。 そして優等生揃い。        全力で真剣に懸命に、日本舞踊を愉しんでくれたようすに嬉しい3日間でした。 この経験忘れないでねぇ‥

この秋も 素敵な体験をさせていただいています。 行く道すがら 紅葉もーーー。

まだまだ 秋、愉しみましょう。

 

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